後藤見聞録

2019/01/03

壱岐合宿・初日

新年あけましておめでとうございます
本年も、どうぞよろしくお願いいたします

そしてこの記事を書くために写真の整理をしていたら、熊本で震度6の地震があったそうで、
福岡も揺れたそうなのですが、生憎私はまったく気づかず…
免震構造のマンションだと、いざというとき逃げ遅れるのではないかと前々から思っていますが、
まぁそれはそれで、命運ととらえその時与えられた場所で与えられた局面と対峙することを常日頃から信条としようと思います
とまれこうまれ、熊本を中心とする皆さまに、被害がないことをお祈りいたします

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【2018年12月30日・壱岐合宿1日目】
さて、いよいよ本編です
年末年始で行ってきた壱岐合宿まとめ
写真の数が多いので、どうしても長くなるんですが、そのあたりはご容赦くださいませ

今回、壱岐までの交通はフェリーにしました
3人いるので、ジェットフォイルで行く金額と変わらないんです
今回上陸した郷ノ浦港で片道計算してみると
[ジェットフォイルの場合]
●乗船時間:1時間10分
●料金:4,400円
つまり4,400円×3=13,200円
[フェリーの場合]
●乗船時間:2時間20分
●料金:4mまでの乗用車が12,460円(運転者の乗船料金含む)、人の乗船料金は2等で2,200円
つまり12,460円+2,200円×2=16,860円

約4,000円違いなので、現地でレンタカーを借りるよりもお得です
乗船時間が1時間強違いますが、ぼんやり海見たりしていたら結構あっという間ですし、
船酔いの心配もジェットフォイルより少ないです
そして何より、荷物を積んだまま移動できるし、お土産もたんまり積み込める!
迷っている方は、「3名以上なら結構お得」という参考にしてみてください
※料金や所要時間は2018年12月30日現在のものです

フェリーにわんこが乗っていました。バーニーズ・マウンテンでした

博多よ、しばしの間さらば!

なんだかちょっと雲行きが…と思っていたのですが、

郷ノ浦に着いたらどピーカン!(笑)

年末年始の旅は「何もしない」ことが肝心です
とはいえ、ご飯だけは食べないわけにはいきません
特に年末年始で営業予定が変わるので、ここだけは事前に調べておきました

郷ノ浦港から芦辺港に移動し、壱岐牛で有名な「うめしま」さんへ
(とはいえ、車で20分くらいなので楽勝です)

すっと溶けるほどよい脂が、体にも心にもやさしいんです
実は壱岐牛って、子牛の段階で全国各地へ出荷されて、ブランド牛になっているんです
だから「壱岐牛」という名前で島外で食べることはあまりできません
食べるなら、壱岐島内に限ります
中でも芦辺港からすぐの立地であるうめしまさんは、いつも満席の地元の人に愛されているお店です

ランチがこんなにリーズナブル!

3人で「うめしまランチ」と「特選ロース定食」と「特選カルビ定食」を頼んでシェアしました
「あともうちょっと食べたいかなぁ…」
と思うくらいで終了。旅は色んなものを食べるので、1軒で満腹になってしまうのはオススメしません

お隣のイオンでお土産にかき餅とか物色していたら、ネーミングがステキなお漬物が。これって要するにたくあんなんでしょうけど、なんでしょう、たしかにハイカラな色でした

さて、宿である「ビューホテル壱岐」さんへ
全部屋オーシャンビューです
目の前が郷ノ浦港です!
そして着いたら早速PCを開く3人…

夕食を遅めにしてもらい、他の宿泊者の方々が晩御飯を食べている間に、お風呂へ
お陰様で誰もいないお風呂でのんびりできました

さて。お腹を空かせて夕食へ
今回、ビューホテル壱岐の吉田社長に逢いに行くという目的もあって壱岐にしました
吉田社長とはサラリーマン時代に長崎県観光連盟のエージェントツアーでお目にかかったのが最初です
その後も福岡で開催された交流会などでお逢いしたり、お食事をご一緒させていただいたりしていました
しかし、去年の大晦日に硬膜下血腫で倒れられ、福岡市東区の病院に緊急搬送され、
沖縄での年末年始旅行から帰ったあと、お見舞いに伺ったのが最後になっていたのです
しかもお見舞いのときにリハビリ中だったので直接は逢えないままで、お元気になられたとは聞いていましたが、
とても心配していたので持ち前のオヤジギャグ全開で再会できて、本当に嬉しゅうございました

そんな吉田社長が、とても豪華なおもてなしをしてくださいました

これ全部炉端焼き!

なかでもこの岩牡蠣、5年物という超レアな大きさ。4年目でホテルの生け簀に移動させ、高温を経験させないことで産卵を抑えて旨味を凝縮しているのだとか。重さが1キロという時点で衝撃でしたが、普通この大きさになると「大味だろう」と思ってしまうところ。しかしその丁寧な飼育でとっても濃厚な味わいでした。ちなみにレア感を損なわない食感を維持しつつ、中まで火入れされているので、ふんわりとろっとした噛み応えと沸騰しすぎていない牡蠣スープで至福でございました
これまでに何度も牡蠣小屋や牡蠣の養殖所の取材をしてきましたが、岩牡蠣を5年も育てるなんて聞いたことがないです…せいぜい2、3年。だってそれだけ筏を占領してしまうわけで、養殖業者さんとしては出荷できるならすぐにして次の子を仕込みたいですからね…

吉田社長自ら調理してくださいました。社長はサラリーマン(しかもSEさん!)を経てこの道へ入られたそうです
なぜこれができるのかというと、ホテル専属の養殖業者さんだから、とのこと
「少しでも美味しいものを食べて欲しい」というこだわりをしみじみ感じる岩牡蠣でした

2日目以降の記事は次に、ということで、初日記事の最後に壱岐の全体図を載せておきます

クリックすると拡大されます。B5が郷ノ浦港、D3が芦辺港です