[Data]
Client：株式会社アネムホールディングス
後藤担当：採用ペルソナ＆コンセプト設計、コンセプトコピー、パンフレット制作ディレクション＆ライティング、LPディレクション、動画ディレクション

[Story]
明光義塾、シェーン英会話などの教育支援事業と、タニタ食堂をはじめとした健康支援事業を展開している㈱アネムホールディングス。
「新卒採用の動画制作」を依頼されたカメラマンからの相談で、採用動画のディレクションとして参加させて頂きました。

ところが、動画のコンセプト作成のために2回ほど事前取材をさせて頂いたところ、
「東京の採用コンサルに依頼しているが、ペルソナと採用コピーがどうもしっくりこないのでそこからお願いできないか」
というお話になり、急遽ペルソナ設計とコンセプトコピー、ならびにペルソナを軸としたクリエイティブの方向性の策定を担当させて頂くことに。
　
ここから新卒採用のクリエイティブをトータルでディレクションして欲しいというご要望に発展し、結果
①採用に関するコンセプト一式
②新卒向けパンフレットの制作
③採用ページのLPの制作
④採用動画2本の制作
をご依頼頂きました。

採用コピーは
「私はまだ、こんなもんじゃない」。
ターゲットは、学歴に多少のコンプレックスは持ちつつも、自分のポテンシャルをまだ100％活かす場所と出合えていないモヤモヤしたプライドのある学生。
勉強もですが、アルバイトや部活などに打ち込んできた子、そして本質的に課題を認識し、創意工夫で解決することを「楽しい」と思える人間像を考えました。

結果として、今期の採用では事前予測以上の学歴、ポテンシャルの学生さんが応募してきてくださったそうで、一定の結果が出せたことに、チーム一同ほっと胸を撫でおろしました。

パンフレット表紙。

コピーの由来も入れています。

例え今回エントリーには至らなくても、アネムとして就活生に知っておいてほしい教育業界の「今」は伝えたい。そんな「おせっかい」の積み重ねでここまで成長してきた企業なので、そのまま「おせっかいポイント」を入れました。こうすることで、人生を決める大切な場面における、アネムへの親和性が高まり、対象者が親になったときに、「アネムに子どもを預けたい」と思ってもらえるような息の長いコミュニケーションを考えています。