最近SNSで「会わずに数十万円のコンサルが飛ぶように売れる」といったふれこみの広告をよく目にします。
もともと昔からありはしますが、急激に増えているような気がします…統計とかあるのかわからないけど、情報商材系がまた爆増してるのかしら…与沢氏以降下火かと思っていたのですが。
で、そんなものでコンサルが売れるなら私は今頃億万長者である、という仮説のもと、この手の表現の胡散臭さについて沈思黙考してみました。
(ちなみに後藤は己の生業をコンサルと称することに抵抗があります。なぜならコンサルさんで解決せずにぐしゃぐしゃになった案件を山ほど見てきているから。そしてコンサルという立ち位置ではなく、限りなく社員に近い社外の人かつ事業主的目線で経営者の悩みや課題に寄り添うスタイルなので。)
結論。
ただより高いものはない、とはよく言ったもので、お得と安物買いの銭失いは大きく異なります。
近道ほど回り道、とはよく言ったもので、最短距離で得られるのはゴールという名の通過点に過ぎず、修練の積み重ねで人生が彩豊かになると考えると遠回りや無駄に思える時物を活かせてこそ螺旋状の成長を遂げるのではと思います。
楽な集客で得られる客は真の顧客にあらず、とは後藤が勝手に言ったものですが、ちゃらっとしたコピーやプロモーションスキームに引っ掛かってくださるお客様はちゃらっとした一見さんに過ぎず、真の意味でサービスや事業に共感し長期的に応援してくださるファンにはなり得ない、と思います。
(ちなみに誰しもちゃらっとすることはあると思うんです。私も1本50円のきゅうりの隣にある3本100円のきゅうりがお得だと思って買ったものの、結果的に1本しか食べずに終わってしまったちゃらっと野郎です…きゅうりくらい全部食べろよと自分でも思いますが。)
何事も、一朝一夕とはいかないものではないかとしみじみ思う丑三つ時です。
はい、ほざいてないで寝ます。